誕生日の当日、何らかの理由で5号から帰れなくなったジョンは
努めて単なる昨日の続きと考えようとしますが、どうにも寂しくなります。
眠れないまま、寝巻きにガウンで天体観測ドームに登り、
望遠鏡の電源を入れたものの、星を見るわけでもなくぼんやりと
今日、誕生日の人って地球上にどのくらいいるんだろう、
などと考えながら挙げ句の果てにその場で寝ついてしまいました…
■ Note
長いブランクを経て、絵描きに復活した第1作目のイラストです。
ぷらりんさんのサイト『LJ』で開催されたジョンのお誕生日祭りに出させていただきました。
…しかし…
この人たち誰?ここどこ?あっちにいるのは誰?もしかして死んでる!?
という状態だったので、上記のつたない状況説明を加えた次第です…。 T_T
奥にいるのはジョンです(泣)。生きてます、寝てるだけです(号泣!)。
クリスマス等の一般祝日ならいざ知らず、さすがにあの家族も誕生日の当人を
宇宙に缶詰めにはしないだろうとは思いましたが、(某プロデューサーならやるでしょうけど)
結局、このどうしようもないシチュエーションでまとめてしまいました。
手前はジョンが3歳の時の誕生日の写真…のつもりです。
設定はジョン・マリオットのものを信奉しているので、この時点でスコットが8歳、
バージルが5歳、ゴードンが8ヶ月、ジェフが34歳、
ルシルもまあそのくらいでアランを妊娠5ヶ月で、
家族そろってのジョンの誕生日はこれが最後になります。
ジョン・マリオットの年代設定を踏襲するなら、2004年がこの誕生日にあたります。
ジョンがすっとんきょうな顔をしているのは3歳になったばかりの子供に
セルフタイマーのカメラにカメラ目線をさせるため、フラッシュが光ったらあそこから
何か出てくるかも知れないと騙されている…という状況のつもりで描きました。
というわけで、8ヶ月のゴードンは当然カメラの方は向きません。
誕生日当日にジョンが5号にいる点を始め、
彼が天体観測ドームにこんな写真をわざわざ飾っていること事態、
かなり考えにくいのですが、結局、頭に浮かんだイメージそのままで突っ走ってしまいました…。
若い頃の家族には当人らしさのかけらも無く、しかも画風が妙なアニメもどきになっていたりと
かくも不出来なのは、どうか愛嬌ということで…。
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