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For the Flowers in the Birds


26th April, 2006

Note

…なんていう話はどこにもありません。このページは丸っきり、全て、何から何まで
pomの妄想です。
というわけで、くれぐれもオフィシャルにはご内密に。
(念のため。そんなことは百もご承知だとは思ってますが…)

40周年を記念して、こんなゲームができたらいいなぁ、って思って描きました。
サンダーバードを題材にしたロールプレイングです。

さる某国が大規模な環境実験を計画していて、
失敗すると大災害となる可能性があるとの情報が
国際救助隊にもたらされるところからゲームは始まります。
プレーヤーはティンティンかペネロープを選択して、情報を集めつつ、
全貌が明かになるにつれて他のメンバーと協力して
その実験を安全な方向へ導こうとします。

謎が解明されるにつれて浮かび上がってくるフッドの影。
フッドの目的はもちろん、未曾有の大災害を引き起こし、
国際救助隊を目の前に呼び出してその秘密を手中に納めることにあります。
プレーヤーは実験を必要とする某国の社会情勢などを鑑みつつ、
それを裏から操るフッドとの駆け引きを繰り広げることになるわけです。

謎解きの鍵となるのはおばあちゃん。
情報収集に直接は関係してきませんが、フラグを立てる際のパズルのヒントは
おばあちゃんとの何気ない会話の中に隠れています。
一息つこうとするプレーヤーにお手製のアイスクリームをすすめながら
「氷で冷やす時はね、お塩を加えるといいのよ。」
それを聞いてプレーヤーはハッとするわけです。塩…そうだ、海の水だ!とか。
(…どんな謎だって…?)

ティンティンはトレーシー島がベースですから
その他のキャラクターからの情報やおばあちゃんのキーが入手しやすいですが、
ペネロープはあしげく島に通う必要があります。
そのかわり行動に移すのはペネロープの方が断然、有利。
プレーヤーは選んだキャラクターの特性をつかんだ上で
プレーすることが重要です。

…と、ここまでが第一部。
全体は二部構成で、後半はゲームの都合上、
前半のプレーヤーの努力に関わりなく実験は失敗して大災害が起こり、
国際救助隊の出動と相成ります。
この時におこる災害は前半のプレーヤーのフラグの立て方によって、
陸海空(=宇宙)のどこが舞台になるかが変わります。
プレーの仕方によって、後半に活躍するキャラクター、メカに
バリエーションを持たせるわけです。
ちなみに宇宙の場合はもちろん、3号はアランとは限りません。
事前にうまいこと立ち回り、ジョンを地上に呼び戻しておきましょう。-_^

災害救助の間のプレーに応じて、救助の成功度も変化してきます。
従ってマルチエンディング。

また、本筋のストーリーとは別に、キャラクター間の親密度を上げる
恋愛シミュレーション・モードも完全オプションとしてプレー可能です。
情報を聞く時のセリフの選び方、何気なくすれ違った時の対応などで
パーセンテージを変化させ、それによってエンディングの後に
さらにマルチなおまけ映像を加える趣向です。
ジェフ、ボーイズ、ブレインズ、その他の方々も含め、
限りあるメインキャラクター騒動員で、未知の組み合わせを探究してください。

映像はTVシリーズ第一シーズンのパペット、メカ、室内装飾を
完全に再現したフルCG。
下手な小細工はせず、パペットはあの5頭身が基本です。
あくまでもTVシリーズ40周年のオマージュですから、ここは原作に忠実に。
(イラストの方は忠実じゃなくて申し訳ないのですが… ^_^;)

音楽は全編バリー・グレー作曲のTVシリーズBGM。
ただ、一曲だけプロモーションのために新曲を入れましょう。
グレイ氏ご本人がご存命であれば是非お願いしたいところなのですが、
今となっては不可能なので、TVシリーズのイメージを壊さない作曲家の
慎重な人選が肝心かと。

などと自分の希望を書き連ねたのですが、
実際ここまで分岐が激しいと、おそらくコスト的に開発は不可能です。
となれば、某有名RPGシリーズのようにストーリーにはほとんど分岐を作らず、
そのかわりに映像を充実させる方向で製作を進めましょう。
謎解きと要所のアクションでゲーム性を補います。


…なんて、できたらいいなぁ。
イギリスでは2000年、2001年にゲームボーイ・カラー、
ゲームボーイ・アドバンスをプラットフォームに、
IRエージェントとなってフッドの企みを阻止すべく、
18〜30ほどのステージをクリアするゲームが発売されました。
2004年には映画版をベースに逃走したフッドを捕まえるというシチュエーションで、
やはりゲームボーイ・アドバンス用の物が出ています。

文字どおり世界一のデジタル・ゲーム大国、日本なのですから
40周年を期にここは一つ、こういうのはどうでしょう。
ね、コー○ーさん…?



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